JANE MONHEIT

COME DREAM WITH ME (2001, N2K)
ここでこのアルバムが買えます  トラディショナル・ジャズの年間チャートで8位。10位は前作。TOP10内の残りは全てコンピ盤かダイアナ・クラール。そんな閉塞したジャズ・シーンで、数少ない若手が彼女ジェーン・モンハイト。ジャズやクラシックで今更騒がれる新人というのは、大抵ルックスが良いか育ちが良いかなわけだが、彼女もまた98年のセロニアル・モンク・コンペティションで2位(そのときの1位は大御所、故テリ・ソーントーン)という実績を買われて即デビューした、まだ23歳の美人系。選曲はスタンダード中心だが、ブレッドの「If」、ジョニ・ミッチェルの「Case Of You」といったポップスにも、新たな解釈を加えて歌いこなす。ケニー・バロン、クリスチャン・マクブライド、グレッグ・ハッチェンソンという豪華なバックは、その演奏だけで耳を傾ける価値があるけど、彼女もそれに臆することなく、堂々と歌を披露している。数少ない若手ということで、ダイアナ・クラールとの比較は避けられないが、ハイトーンの歌声のジェーンは、アルト気味のダイアナとはむしろ好対照ともいえる。今後の成長が楽しみなヴォーカリストだ。(松本)


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