MONACO

MUSIC FOR PLEASURE (1997, Polydor)

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 またしても無期限活動停止状態に入ってしまったニュー・オーダー、昨年のエレクトロニックに続いてピーター・フックも新たなプロジェクトを立ち上げた。それがこのモナコである。フッキーより15才も若いシンガー、デヴィッド・ポッツ(余談だが再婚した奥さんは16才年下だそうだ)を起用してのこのアルバム、言ってしまえばニュー・オーダーそのまんまである。前回のリヴェンジがニュー・オーダーから無理に距離をとろうとして失敗したこともあるし、このベース・ラインこそがニュー・オーダーだ、というくらいのオリジナリティーを誇るベーシストなのだからこの路線には誰も文句がつけられないだろう。タイトル通りに楽しんで演ってる親父の姿が目に浮かぶようだ。デヴィッドの声もバーニーにそっくりだし、本家よりも少し下世話でわかりやすいメロディーもよくできている。ただファンとしては、これをやるならニュー・オーダーでやってくれればいいのにと思うし、これがあんまり売れちゃっていつまでたっても本体が動きださないのも困るし、と複雑な心境に追い込まれることも確かだけど。(野坂)



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