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70年代から細々と活動を続けてきたケイトとアンナのマクガリグル姉妹が、その一族を迎えて製作した「名門一家勢揃い」のアルバム。この姉妹はまったく売れたことはないし、一般的には無名の存在だが、評論家筋では極めて評価が高く、音楽に関して大変勉強熱心なリンダ・ロンシュタットなんかは彼女たちの作品を取り上げてきた。98年のデビューアルバムが話題になったルーファス・ウェインライトもこの一族に当たり、本作にも参加している。アメリカの伝統的白人音楽。フォークと呼んでもいいし、カントリーと呼んでもいいし、トラッドと呼んでもいい。もちろん彼らは移民なのでそのルーツはヨーロッパへと遡り、明らかなアイリッシュ/ブリティッシュ・トラッドの影響が随所に感じられる。ラジオでかかることなど問題外の、商業音楽とは完全に無縁の音楽。素朴な演奏と、美しいハーモニー。学校の音楽の授業で聴いた音楽って、何故かすごく退屈に聴こえたけど、今もう一度聴き直してみれば、案外いいかもしれないな、と本作を聴いて思った。(しんかい)
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