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ANIMAL HOUSE
(2002, Elektra) |

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前作のヒップホップ「アーティスト」としてのデビュー作では、取りあえずJ.Loを意識したかのようなイメージのアルバムデザインに彼女の仕事柄の交友範囲の広さを見せつけるかのような豪華なゲスト陣に囲まれてそこそこのトラックをパッケージに詰め込んだ、という意味ではよく言えばよく出来たコンピ盤(何せアンジーのラップではミックステープ、というわけにはいかないし)としてそれなりに楽しめた。さて今回の2枚目だがジャケからして何やら雰囲気が違う。ちょっと強面のアンジー姐さんがレゲエ系を連想させるような茶色基調のジャケでポーズを取り、中ジャケでは葉巻なんぞをくゆらせてチルアウトするの図。何か勘違いしてるんじゃないの?アルバムの内容やスキットも単にブリングブリング的な内容である一方、ゲスト陣ははっきりいってB級中心。僅かにリル・モが曲と歌で参加したシングル「If I Could Go!」とR&Bっぽいトニー・サンシャイン参加の「Fucked Up Situation」くらいが耳に引っかかる程度で、ミッシーの提供する「What's That Sound」もノリエガ参加の「We Can Get It On」も大した出来ではない。人気DJのお遊びにつき合う金と余裕のある人以外はミッシーやノリエガ自身のアルバムを聴いて下さい。(阿多)
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UP CLOSE AND PERSONAL
(2001, Elektra) |

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ニューヨークのラジオ・ステーションHOT97の人気DJアンジー・マルティネスのラッパーとしてのデビュー・アルバム。プエルトリコ系の美女で他業界からミュージック・シーンへの挑戦というとジェニロペと共通するところ(ルックスも同じ路線)があるかも。生粋のニューヨーク育ちのアンジーはもともとラジオDJとして活躍していたが、KR S -ONEの「サイエンス・オブ・ヒップ・ホップ」を読んでラップを始め、そのKRS-ONEのシングルにフィーチャーされてラッパーとしてもデビュー。その後リル・キム、ダ・ブラット、Tボズらと「Not Tonight」で共演し、ソングライトにも参加。DJなだけに数々のラッパーと交流がありその人脈を活かして作り上げられたこのアルバム、ゲストはJay -Z、ワイクリフ、プロディジー、スヌープ、メアリーJ.ブライジ、リル・モー、スヌープドッグ、キューバン・リンクと豪華絢爛。中ジャケのオフショットにも数々の硬派ラッパーと仲良く写る可憐なアンジーの姿が満載。アンジー自身のラップはとりたてて特徴があるわけではないが、プエルトリコ系としてのアイデンティティーを感じさせるラテン風のナンバーもあるかと思えばファンク風、バラード曲などと多彩な楽曲に挑戦。そういえばラティーノ・ラッパーのゲストが目立っている。DJ/インタビュアーとしてはとにかくエネルギッシュで、心配する母親がマイアミに閉じ込めたという逸話もあるほどワイルドな側面があるが、音を聞くぶんにはさほど鼻っ柱の強さは感じない(数々の本業女性ラッパーとの比較では酷?)。ピンクを基調としたアートワークもかわいらしく、ラッパーとしては違う路線を目指しているのかも。(中村)
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