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ALMAS DEL SILENCIO
(2003, Sony Discos) |

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00年の『Sound Roaded』が商業的に失敗に終わり、英語ヒットを総括したベスト盤をリリースし、表舞台から去ったように見えたリッキー・マーティン。しかしそう見えたのは英語圏の活動がなかっただけで、やはり彼は故郷のスター、母国語で歌うと勢いが違う。アルバムからの先行シングル「Tal Vez」がラテンチャートで初登場1位。エアプレイでの初登場1位なんて、よほどの人気とレーベルの統制力(解禁日の厳守)がなければ成り立たないはずなのに。続いてリリースされた本作もスペイン語アルバムとして異例のヒットとなっている(すでにダブル・プラチナ)。甘いバラードからダンス・ナンバーまで、水を得た魚のごとく歌いまくるリッキーに落ち目感は全く感じられない。「Livin' La Vida Roca」って一体なんだったんだろう。今まで彼を一発屋とか色物扱いしていた英米の人たちだけど、実は彼らがリッキーのお客さんにされていただけなのかも。しかしおまけについてるVCDってアジアや中南米では当たり前のフォーマット。日本(や欧米)では再生機器が普及してなくて邪魔なだけなんだけど、こんなパッケージからも彼が誰のためにアルバムつくっているかがよくわかる。もうアメリカ&その属国なんて眼中にないんだろうな。(松本)
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SOUND LOADED
(2000, Columbia) |

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大ブレイク後の新作は、既にブームも過ぎたかとも思えるほどの低調ぶり(とはいえダブル・プラチナではある)。アルバムも今ひとつブレイクしないし、アルバムを売るためにシングル発売しない戦略に出たためにシングル・チャートでも伸び悩み。アルバム・セールスの起爆剤にとクリスティーナ・アギレラとデュエットさせたシングル「Nobody Wants To Be Lonely」は禁じ手の“アルバムのおまけ”としてつけられ、店頭ではおまけだけに抜き取られ、肝心なアルバム・セールスには全くといっていいほど貢献できないありさま。元々ポテンシャルは高いアーティストなんだから要は売り方に問題があると思うけど。インターナショナル・アルバムとしては2作目の今作は、良くも悪くも前作の傾向を踏襲され、ややもすると二番煎じの謗りを受けかねない。確かに、ダンス・ナンバーもロカビリー・タイプもバラードも前作の延長線上にあり、大きな挑戦をしているわけではないし、目新しさもないと思う。強いて言えば各曲とも前作よりパワーアップしているしラテン+ポップスの融合も数段こなれてきている。スペイン語バージョンの挟み方も無理なく、いいアクセントになっている。作曲陣もデズモンド・チャイルド、ジョン・セカダを始めダイアン・ウォーレン、ポール・バリー&マーク・タイラー等々。曲的には、ダンサブルな「She Bangs!」「Loaded」「Amor」、オリエンタルがかった「Saint Tropez」、「She?s all I?ve ever had」を思わせるバラード「The Touch」、他にも「Come To Me」やアギレラとのデュエットが話題となった前述のおまけシングルなど、バラエティ豊かでのびのびと演っている。ブレイクし走り続けるリキマが、果たしてどこを自分のポジションと定めて行くのか、これからが楽しみではある。(小松)
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VUELVE
(1998, Sony Discos) |

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前作『A Medio Vivir』からリミックスカットされた「マリア」がラテン圏を中心に大ヒットし、また今回のアルバムに収録された「La Copa de la Vida (Cup of life) 」がサッカーW杯の公式テーマソングとなるなど、まさにノリに乗っている25歳のリッキー・マーティンの通算4枚目。1.2作目ではポップス、3作目でバラードを中心とした作風だったのに対して、今回はアップテンポの曲を増やしそれも力強さを増している。「マリア」のヒットが彼のラテンミュージックに対する自信を深めたものと思われる。聴き物は何といっても「La Copa de la Vida」。「マリア」同様にデズモンド・チャイルドが曲作りに参加(曲調も似ている・・・)。あとはタイトル曲Vuelve,映画ヘラクレスのテーマ曲「Go The Distance」をカバーした「No Importa la Distancia」など。ただのアイドルとはまったく違う。ルックスよし、歌って、踊って、聴かせてくれる、ライブがとても楽しみな今のいち押しアーティストだ。(小松)
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