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ここ数年,Monica, SWVやEn Vogueのヒットナンバーを手がけたことで注目を浴びていたソングライターのシンガーデビュー作。Clive Davis自らが製作総指揮を行い,Wyclef JeanやRodney Jerkinsらがバックアップしているところからも業界筋での評価が高いことがわかる。実際,いい曲を書く。曲作りのパートナーであるIvan Matiasとのコンビネーションを軸にした曲が並ぶが(Tracy Chapmanのカバーも披露)どれもセンスよくまとめられており,耳に残るものばかりである。名声を築いた過去のヒットナンバーを敢えて外して勝負に出ているが,ここに収録されている曲の出来に何ら遜色はない。ただ,残念ながらシンガーとしては凡庸か。ここで自らの喉も披露しているわけだが,曲ほどではないな,というところだ。自身認めるやや音域の狭いヴォーカルは曲の可能性を狭めているかもしれない。きっと他のシンガーに歌わせたらもっと輝くのだろう。実際,自分の曲が大物女性シンガーに歌われるのが夢だと語っているが,その夢の実現の可能性は大いにある。(信沢)
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