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スウェーデンという国は不思議なもので、英米の音楽が煮詰まってるときに、日本人が求めるサウンドをジャストなタイミングで提供してくれる。イングヴェイやヨーロッパなどの北欧メタル、エイス・オヴ・ベイスやロクセットのようなポップス、カーディガンズのような渋谷系(?)ギターポップ。そして今はハイヴズやこのマンドゥ・ディアオのようなシンプルなロック・バンドが大人気。ざらついた声質&絶叫タイプのグスタフと澄んだハイトーンのビョルン。二人の異なるヴォーカリストを擁する彼らは、メロディアスなのに疾走感溢れるサウンドが魅力。ファストボールの「The Way」をも凌ぐ泣きの歌謡バラード「Mr. Moon」やハモンドの響きが気持ちいい高速チューン「The Band」など、まるで日本人のために書いたんじゃないかと思うような曲が並ぶ。メンバーのルックスが良いこともあって、今や並みのアイドル以上の人気で、入場規制となったサマーソニックに続き、ようやく実現した単独来日公演も軒並みソールド・アウト。普段海外のチャートばっかり追いかけてるとこういうバンドを見落としてしまうから要注意だ。英米の音楽に何か物足りなさを感じたとき、今も昔も頼りになるのはやっぱり北欧、なのだろうか。(松本)
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