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2枚のソロ・アルバムをヒットさせ、元エターナルという肩書きはすっかり不要となってしまったルイーズ。しかしサッカー選手ジェイミー・レッドナップと結婚した後1年以上もショウビズ界から離れ、専業主婦となってしまったかのように思われた。しかしブリトニー大ブレイク+カイリー大復活とキャラ的にややかぶりがちなアイドルの活躍に刺激されてか2年半ぶりとなるサード・アルバムが到着。リード・シングルとなった「2
Faced」はやや語調キツめに裏表のある人間を非難する歌ながらも極上ポップなメロディーでまずまずのヒットとなり出足好調と思われた。確かにキャッチーでバラエティに富んだ良質の楽曲が揃ったアルバムである。「For
Your Eyes Only」での嫌味にならない程度のディスコ・サウンド、「City Boy
Fix」に漂う爽やかな90年代UKソウルフレイヴァ、「Egyptian Queen」でのドリーミーな音使いなど、主婦の片手間仕事とは侮れない仕上がり。半数以上の曲でソングライトも本人が手掛けているが内容的にぐっとセクシーになり、アルバムタイトルでもある「Elbow
Beach」が歌詞に登場する「First K i ss (The Wedding Song)」ではハネムーンでの体験が織り込まれていたり、「Bedtime」で悩まし気に「Let's
Go To Bed」と囁いたりするのは狙いすぎ感も。とはいえ「何か悪い薬でもやってるんだろーか」とファンを不安にさせるアートワークが災いしてかセールスが思わしくなく、本作でレコード契約が切られることに。ルイーズも次の所属先を探してみたものの結局「子づくり休暇に入ります」宣言を発してしまった。これがラストアルバムとなってもいいくらいの充実作ではあるので、気長に見守ろう。
(中村)
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