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WHATEVER GETS YOU THROUGH THE DAY
(2001, Wild Card) |
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独自の良質ポップで順調な活動を続ける2人組ユニットの3作め。ハイトーンで伸びがあるのに落ち着きも兼ね備えたタンデの声はこのユニットに欠かせぬ個性。どの曲でもこの声がのっただけで名曲っぽい風情が出てしまうのは得。タイプではデヴィッド・グレイが大ブレイクしたのなら彼らだって可能性は充分秘めている。「Happy」はUKマーケット受けの良さそうなクラブ系のトラックが気持ちいい。「〜Free/One」はお馴染みの曲のカバーをつなげてメドレーにしたものだが、聖歌隊のコーラスを取り入れてスケール感のある仕上がりとなっている。「You Always〜」はこのアルバムのベストトラックと言ってよさそう。淡々としているようで暖かみのあるメロディーが幸せな気分にしてくれる。「Wish」は嫌味にならない程度にドラマチックな展開で耳をひく。ラストのアルバムタイトルトラックも前向きなメッセージの曲でで励まされる。いつもながらどの曲も乾いて地味な曲調だが、どこかひっかかる哀愁を仄かに漂わせているところがうまい。大人のリスナーが支持するに恥ずかしくないクオリティがにじみ出ている。この作風を大事にしてファンの期待に応える作品を作り続けてほしいもの。(中村)
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POSTCARDS FROM HEAVEN
(1998, Polydor) |
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ナイジェリア出身UK育ちのボーカリストとロンドン子のキーボーディストによるブルーアイド・ソウル・デュオ。正確にはボーカルが黒人なんでブルーアイドではないが、音楽へのアプローチは明らかにアメリカのR&Bへの憧憬を出発点としている。曲のはしばしからはフィラデルフィア・ソウルやメンフィス・ソウルへのオマージュが強く感じとられて、微笑ましくも心地よいサウンドが作り上げられている。曲作りなんかもジャミロクワイなんかと違って結構知的というか上品というか、どっぷりとしたR&Bリスナーではないけど、「それっぽい」音が好きな人には結構受けそうで、それがUKでも150万枚を売ったという人気の原因なんでしょう。ただ全体的に若干味付けが薄い嫌いがあるのも確かで、タイトルナンバーを含むオープニングの3曲あたりは「おっ」と思って聴けるのだけど、アルバムの後半に行くに従って若干一本調子でテンションも息切れ気味。全体的には決して悪くないだけに次作の飛躍に期待したい有望株です。(阿多)
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