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ラジオ放送用のライヴ音源のCD化(何曲かは当時オンエアされていない、未発表音源)。収録は69年〜71年、4作目が出る前まで。「天国への階段」など、後に「IV」に収録される曲も披露されているが、この時点ではまだ未発表だったため、観客の反応もおとなしい。スタジオ録音のアルバムと比べて、とくに目新しいアレンジなどはない。基本的にブルーズ色の強い曲はインプロヴィゼーション的に曲が延々と続き、ロック色の強い曲はアルバム通りのアレンジで再現される。しかし逆に、あのアルバムの音を、ライヴで完璧に再現していたのだという事実に驚愕する。オープニングでいきなり何かに取り憑かれたような異常なハイテンションで突っ走る「移民の歌」なんか、ただひたすら圧倒される。ただ、やっぱりこれは、スタジオ盤をぜんぶ聴いて、「もっとツェッペリンが聴きたい!」という人が聴くべきものだろう。ビートルズの「アンソロジー」みたいに商売っ気満々の紛らわしい名前にしなかったのは良かったが、ジャケはもうちょっと格好良くできたよな。(しんかい)
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