KILLAH PRIEST

HEAVY MENTAL (1998, Geffen)


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 所謂Wuファミリーの中で,正規メンバー以外で最も筆頭に挙げられることが多いのがこのKillah Priestである。メンバーとの関係でいえば,歴史的にGeniusと付き合いが深く,本作でもGeniusのトラックを再演している。このソロデビュー作のプロデュース陣はTrue Masterや4th Discipleといった「Forever」でRZAの代行を務めた面々の他,今回新たにY-Kimなる人物が参加,残念ながらRZAは表向き名前を出していない。ネタが過激に切り刻まれて出典がわからない,ということのないわかり易さや,7や9,18といったところで目出つ映画のSEはかつての「36th Chambers」や「Liquid Sword」を連想させて懐かしいが,これらがRZAによるものではでないというのは驚きだ。ジャズ臭のある6や,ミニマミズム的なループ感のある14など,RZA抜きでこうしたことをやる4th Discipleら弟子達の成長には見るべきものがある。それに比較するとPriestのラップは極端な要素がなく,いささか地味だ。今後,個性の強い面々の影に隠されるという損な役回りを演じなければよいが。(信沢)


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