KID CAPRI

SOUNDTRACK TO THE STREETS (1998, Track Masters / Columbia)



 既にDJ歴が22年という(8才からブロックパーティでDJを始めてついた呼び名がKid Capri)わりには若いブロンクス出身の伊阿混血DJのセカンド。Russell SimmonsのDef Comedy Jamにも出演したというキャリアの持ち,DJとして数々のアーティストのビートをクリエイトしてきたCapriならではの人脈の広さ,これがゲスト陣の豪華さに如実に現れている。まあ,本作はご祝儀アルバムといえなくもない。PokeとToneのプロデュースというのも華やいだ雰囲気には合っているのだろう。ストリートの音の一風景といったところをどう解釈するかは人によるだろうから,本作が決してコアな層を狙ったものではないとしても目くじらをたてる必要はない。Capri自身はヒップホップ界のQuincy Jonesになりたい,などと語っているし,ソロ作を発表したのも今までのキャリアの区切りとして捉えると,地味だったこれまでの活動を脱して今後は派手に活躍するのではなかろうか,と考えられる。(信沢)


copyright(c) by meantime 1998-2003 all rights reserved.
無断転載を禁じます。