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当り前の話だけど、ここ最近デビューしてくる新人というのは、大抵が自分よりずっと年下なわけで、年を感じると同時にそういう若さを売りにしているバンドに距離を感じるのも仕方のないことなのかも知れない。とはいいながら新人チェックをやめられない私のアンテナに引っかかってきたのがこのバンド。セイント・エチエンヌの男2人が新しく設立したレーベルの契約第1号であるこいつら、とにかく若い(10代の女の子3人+ヴォーカルの子の兄貴がドラマー)んだけど、その若さゆえの不安とかいらだちとか、負の部分をさりげなくのぞかせているのがポイント。1曲目「IN YOUR CAR」なんてサビが“YEAH YEAH”の繰り返しだから、ただ明るいだけの青春賛歌かと思わせておいて中では“I'M TOO YOUNG TO FEEL SO OLD”なんてさらっと歌ってしまうのが可愛い。もちろんここでは勢いにまかせたパンキッシュなサウンドが最大の魅力(デビュー曲「PUNKA」は名曲!)なわけだけど、それだけではない何かにむけて、悩み、戸惑いながらも成長していく、そんな姿を予感させるポテンシャルをも感じさせる好デビュー作。(野坂)
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