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ARRIVAL
(2001, Columbia) |
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複雑な想いでこのアルバムを聴く。メンバー・クレジットにスティーヴ・ペリーの名前は既に無く、代わりに同じスティーヴでも、元トール・ストーリーズのスティーヴ・オウジェリーが加入。'98年には映画「Armagedon」の中で「Remember Me」を披露。そして2年、ついに本格的始動をし、発売されたのがこのアルバム。この新生ジャーニーをオーディエンスがどう受け止めるのか。しかし、ペリーの歌を埋め、かつジャーニーである事を知らしめた上でマーケットに受け入れられることが必要だとはいえ、このオウジェリーの歌声は…、まさにペリーの若いときのそれに酷似している。それだけにジャーニーである事は瞬時に判断できるのだが…。メロディは、ニール・ショーンとジョナサン・ケインが大半を手掛けており、従来のジャーニー節は健在。冒頭の「Higher Place」で一発ぶちかまし、キラー・バラード「All The Way」につなげるあたりは、心地よい耳になじんだメロディが洪水のように押し寄せてくる。ドライヴ感のあるロック・ナンバーもあるが、全体的にはミディアム&バラード曲が多めの印象を受ける。これは、前作「Trial By Fire」でも見られた現象ではあるが。まずは、過去を踏襲して始動したが、今後のポイントは新メンバーがどう個性を出していくかだろう。その点でオウジェリーが曲作りに加わった「Kiss Me Softly」の哀愁の中に息づくグルーヴ感に、今後の一つの光を見た気がする。(小松)
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TRIAL BY FIRE
(1996, Columbia) |
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大物復活ブームの中、遂に彼らも Escape, Frontiers 時代の最強ラインアップで、10年ぶりに復活。続・Separate Ways的な曲(あの曲のリフが曲中そのまま出てくる)で始まり、その手のハードな曲とバラード(AORチャート首位を独走しPOPチャートでも13位前後に3ヶ月もはりついてるWhen you love awoman 等)がほどよくブレンド。相変わらずよくとおるSteveのハイトーンをはじめ、曲調も音も昔のまんま。あまりに同じすぎて、正直新鮮さとインパクトには欠ける。同じならやはり多感な頃にさんざん聴いたEscape にかないっこないとわかってても、どうせ金目当ての復活だろうと思ってても、ファンはやはり買って聴かずにはいられない、そして「奴らもまだやってるぜ!」と涙するそんなアルバム。当時ならTOP40ヒットを軽く3,4曲出せるだろうけど、あまりに先鋭化してポップチャートらしくない今のHOT100では、せいぜいあと1曲か? でもBOSTON みたいに、こけまくらなかっただけでもよかった。(窪田)
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