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Jackのギター、Adamのドラム、merloのベースを中心としたシンプルな構成と全編に渡って淡々とつぶやくようなヴォーカルスタイルは前作と変わらず。彼の歌を聴いていると、波打ち際で寄せては返す波をぼんやり眺めているような穏やかな感覚を覚える。しかし残念なことに、まだ自分の音楽を聴き手に伝える最善な表現を完成させていないというかわかっていないようである。ベースやドラムが主体であるはずのJackのギターとヴォーカルより前面に出てしまい邪魔に感じてしまうところは、前作よりは少しは改善ざれてはいるものの、まだ十分でない。03年9月の初来日公演でレコーディングメンバーと同じスリーピースの演奏を実際に観たが、少なくともベースは不要。野外や大ホールならともかく、小さなステージではJackの弾き語りだけで十分なのである。
曲のほとんどがOutroがなく、唄の終わり=曲の終わりであるため、アルバムとしての持つべき流れを1曲ごとに寸断してしまっている。余韻を味わうことを許さない曲を並べ、まるでサンプル盤を聴かせているような印象を与えてしまうのは非常に残念である。(菅沼)
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