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プレミアが他のアーティストのプロデュースを一切断って全力投球した、と伝えられるこの作品、確かにスゴイ。何がスゴイかってジェルーの言わんとしていることが剥き出しの感情とともに生々しくこちらの耳に迫ってくるからだ。筆者の拙い語学力をもってしてはさすがに聴き取りに難があるが、ゆっくりとライムをフローするジェルーのスタイルからは吐き出す単語一つ一つを確実に伝えようという意志が感じられれる。そこに彼の意志を尊重しそれをさらに一段高いところから聴かせようとするプレミアのツボを心得たサポート・ワークが深く鋭く脳幹神経を刺激してくるのだからたまらない。ジェルーのとる基本的なスタンスはいつも「怒り(=Wrath)」だが、その伝えたいところを全くスポイルせずにストレートに聴き手のこちらまで届けようという気遣い、というか相性の合ったところを見せるプレミア。ここまでやられるとグルーも嫉妬するんじゃなかろうか。(信沢)
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