JANE'S ADDICTION

KETTLE WHISTLE (1997, Warner Bros.)

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 80年代後半から90年代初頭まで独特の存在感で異彩を放っていた4人組の新曲の他にライヴ、当時未発表だった曲など全15曲による変則的な新作である。期待の新曲2曲はその他と比較するとメンバーとしてR.H.C.PのFleaが参加している事実が話題になる程度の内容でしかない。これぞJane's、といえるのは残念ながら過去の音源の方だ。Jane'sのメジャーデビュー前の高テンションぶりを伝える86年のデモ7、同年のライヴからの14、88年のデモ2、そしてアルバム「Nothing's Shocking」用に録音されながらワーナーに収録を拒否されたという4は長年埋もれていたことを全く感じさせない鮮度の高いエネルギーを放出している。9〜12は90年の暮れのツアーから抜粋。最初のLollapalooza(!)からの6とあわせて今となっては伝説となった迫力のライヴパフォーマンスの一端をかいま見ることができる。このように本作は過去のJane'sの魅力を余すところなく今に伝えているといえるのだが、残念なのはこういう素晴しい音源が細切れになって発表されたこと。なんとかまとまった形で過去の音源を発表してほしいと切に願う。(信沢)


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