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JUST WHITNEY...
(2002, Arista) |

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いろいろ深読みできるいいタイトルである『Just Whitney』。Janet JacksonはKing Of Popsの妹だから売れている、という意味不明な批判をかわすために『Janet』なるAlbumをリリースし、これがうざいくらい売れた。Redというバンドで活動していたミックハックネルは某インタビューで『まず、バンド名を教えてください』と聴かれ『Simply Red』(ただのRedだよ)と答えた所、Simply Redというバンド名で紹介されてしまい、面白いのでそのままSimply Redで通したら大ヒットしたらしい。デヴィットバーン抜きのその名もNo Talking Just Headsなんてのもいたが、売れなかった。さあWhitneyの場合はどうか?アメリカの田代まさしと呼ぶべき軽犯罪の百貨店馬鹿夫を批判しての『私はWhitney Brownじゃないの、ただのWhitneyよ』というメッセージかと思った。面白いので買ってみたが、Bobby Brownがばりばり参加している。『私はWhitney HoustonじゃなくてWhitney Brownよ』ってか。長い前置きだったが、選挙活動中かと思わせる押し付けがましいヴォーカルスタイルが久々に戻ってきた良盤である。(ファンの意見を言わせてもらうとまだ甘いけど)90年代後半のクールな実力派路線も今聴くと味わい深いけど、やっぱWhitneyはこうでないと。シングルが全く売れなかったので期待していなかったが、BGMとしてもカラオケソングとしても上手に仕上がっているので、駄作ではないと思う。(mz)
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WHITNEY: THE GREATEST HITS
(2000, Arista) |

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80年代からディーバの座に君臨し続ける唯一無二の存在、ホイッヒューのベストがついに登場。さすがにDISK 1をプレーヤーに入れたところから殆どの曲が歌えてしまうくらいヒット曲として浸透しているものばかり。思えばこうして世界中の女の子たちがホイッヒューの曲を聞いて一緒に口ずさみ、その何人かがブランディーやモニカなのだから感慨もひとしお。4曲収録された新曲ではエンリケ・イグレシアスやジョージ・マイケル、デボラ・コックスなどホイッヒューの濃さに対応可能な顔ぶれが揃っているのも聴きどころ。ただしロドニー・ジャーキンズなどのいまどきなプロデューサーを使っているので歌い込み系ではない。本作にはダンスミックスを数曲収録しているがあの「えんだ〜」のクドさを強調したヘックス・ヘクター、シンプルでしゃっきりとしたテイストに仕上げたCLUB69など第一級のリミキサーを贅沢に配している。これらは近年のホイッヒューはゲイマーケットでのヒットが欠かせない存在となってきている一面を示している。それにしてもドラッグに溺れ刑事沙汰の噂も伝わってくる昨今、次作を聞ける日はいつになるのやら。本作での数々の名曲を聞くにつけ、無事な復活を祈るばかり。なお、US版やUK版は収録曲が微妙に違うが本稿は日本版を聴いてのレビューである。(中村)
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MY LOVE IS YOUR LOVE
(1998, Arista) |

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今回のホイットニーのアルバムはとかく評判が悪い。いわく曲がつまらん、いわく華がないなどなど。噂によると寸前まで新曲入りのベストのはずが、「良い曲ができたので」急遽オリジナルアルバムにしたとか。で、聴いてみる。うーん、確かに地味だ。今回プロデュースは大きく従来のベイビーフェイスと新しいパターンとして今売れっ子のロドニー・ジャーキンスで各4曲ずつで半分以上を占めていて後半に固まってるベイビーフェイスの曲はそれなりにさすが、と思わせる部分もあるのだが、ジャーキンスとの組み合わせは何やら双方力の入れ具合が微妙にずれてるって感じでなんかこう、しっくり来ない。本作の目玉である筈のミッシー・エリオットとの2曲とローリン・ヒルのプロデュースによるスティーヴィー・ワンダーのカバーも、曲やアレンジに魅力が感じられない。でも一般的なR&B女性ボーカルの水準からいうと前述のベイビーフェイスとの曲や「Heartbreak Hotel」など平均点は充分クリアしてるのだが。まあそれだけホイットニーに要求されるレベルは高いと言うことだけど。(阿多)
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