DAVE HOLLISTER

CHICAGO '85...THE MOVIE (2000, DreamWorks)


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 ブラックストリートのリードシンガーだったデブ堀ことデイヴ・ホリスター、ソロ2作目。現役R&Bシンガーの中では明らかにオヤジ系に属する人(筆頭:ジェラルド・レヴァート)で、ルックスもムサいし、音楽的にも若々しさがない。それだけに、最近の音楽には興味を示せないけど70〜80年代のソウルは好き、という人が聴ける作品に仕上がっている。エリック・サーモンがエグゼクティヴ・プロデューサーに名を連ねるが、内容的にはヒップホップ色は全くなく、むしろオールドスタイルなR&Bだ。  製作陣にはマイク・シティ(カール・トーマス、サンシャイン・アンダーソン他)、スティーヴ・ハフ(ジョー他)、ティム&ボブ(シスコ、ボーイズIIメン他)といった最近の超売れっ子が名を連ねる。そして彼らが、新奇さを求めるのではなく、オーソドックスで、“いい曲”を作ることに専念する。シングル「One Woman Man」(M.シティ作品)や「Take Care Of Home」は地味だけど深みのあるいい曲だし、スケールの大きいティム&ボブ作品「Destiny」には思わず息を呑んで圧倒される。前作からの名曲「Can't Stay」にしろ、この辺の音を好む人は日本にも多いと思うけど、どうもルックスのせいか、華がないせいか、名前のせいか、デブ堀が今ひとつメジャーな存在になりきれないのは口惜しい。もっと評価されて然るべき人だ。  なおアルバム全体が映画を模した作りになっているが、別に実際に映画のサントラになってるとかいうわけではない。(しんかい)



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