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2002年のサマーソニック。炎天下のマリンスタジアムに、全員黒のスーツで決めたバンドがいた。しかも彼らは北欧スウェーデン出身。灼熱の太陽をものともせず、元気にパフォーマンスをしてくれた彼らは、ザ・ハイヴズ。全員が同じスーツを着るというのは60年代のモッズ・ファッションみたいだし、機械的なわざとらしい動きはディーヴォのよう。サウンドもルックスから想像できるように、60年代のビートにニュー・ウェイヴのエッセンスを取り入れたコンパクトなもの。アメリカの売れてるロックがパターン化して、その反動からいろいろな新勢力が飛び出している。みんな一括りにされてしまうけど、ストロークスもホワイト・ストライプスもヴァインズもダットサンズも、そしてこのハイヴズも、昔の何かを思わせるサウンドというのが共通なだけで、その「何か」が全く違う。で、「何か」がいちばんキャッチーだったのがハイヴズで、彼らだけがHOT100にチャートインしたのも当然だろう。実はキャリアは案外長く、シングル「Hate To Say I Love You」は、元々2000年リリースの『Veni Vidi Vicious』というアルバムに収録されていた。しかし予想外にヒットしたため、イギリス(後にアメリカ)上陸用として過去の曲と組み合わせて編集したのが本作。まあそもそもどれも似たような曲だし、どっち買っても印象はかわらないと思うけど。(松本)
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