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メンバー間の意思確認・プレス発表が十分になされない中、リークされ、公に曝されたグループの解散。キング・オブ・バラードとでも言うべきサヴェージ・ガーデンのフロントマンが満を持して発表したソロ・アルバム。グループ時代に染めた髪を金髪に戻し、ともに歩んできたパートナー、ダニエル・ジョーンズと袂を分かち、著名なライター達と作ったこのアルバムは、サヴェガのフレイバーを残しつつも、まったく趣を異にした作品となった。携わっているのは、サヴェガでも一緒だったウォルター・アファナシエフ、リック・ノウルズ、グレッグ・ピーク、若手のロバート・コンリーの4人。どこか黒っぽい。1stの「Insatiable」の官能的な事!お約束の美メロ・バラードは「I Miss You」「Can?t Ever Get Enough Of You」。昔から好きだったと言うマイケル・ジャクソンを思わせるような「Heart Attack」「Dirty」「Spin」など。共作陣のヴァラエティさに導かれ、様々なスタイルを演出している。ただ不安はある。本人は「100%妥協のない音を作った」と公言しているが果たしてそうか?どこかミニ・マイケルの道を歩んでしまうのではないだろうか?過去にもグループを離れ、多くの著名なプロデューサーとともにすることで自分を見失い、苦難の道を歩んでいるトップ・スター達は多い。ポップ・アルバムとしては良い出来だが、これからどうなって行くのか、注目したい。(小松)
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