GERI HALLIWELL

SCREAM IF YOU WANNA GO FASTER (2001, EMI)
ここでこのアルバムが買えます  現役スパイス・ガールズがソロ・グループともに苦戦しまくっているのに比べ、一足お先にソロ・デビューを果たしたジェリのキャリアは順風満帆。デビューアルバム「Schizophonic」からは3曲の1位を含む5曲をヒットさせ、国連親善大使やジョージ・マイケルやロビー・ウィリアムズなどとの交友関係もありセレブ感は日に日に増している。そんなジェリのセカンドアルバムが本作。ここからの先行シングルとなったのは映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の主題歌でもある「It's Raining Men」。フラッシュダンスをモチーフとしたビデオクリップも手伝って無事UK1位を獲得している。リック・ノウェルズが手掛けるタイトルトラック「Scream〜」はロックテイストも感じられるアップ・ナンバーだがチャートではもう一歩奮わず。同じくノウェルズ作の「Strength Of A Woman」はベリンダ・カーライル風のメロディーでタイトル通りにガール・パワーの健在ぶりをアピール。グレッグ・アレキサンダーの「Shake Your Booty Cutie」はややジェリのキャラが活かしきれてない印象。「Calling」はマイナーキーのバラードで、ジェリには合わないと思いながらも切ないメロディーが耳に残る。ジェリらしさという点ではアイドル楽曲の達人アブソルートが手掛けた「Feels Like Sex」のキッチュなプリンス的メロディーがツボ。アブソルートは70年代ポップスのようなノスタルジックな味わいの「Circles Round〜」、ヴァネッサ・パラディの「Be My Baby」に酷似の「Don't Call Me Baby」、「Englishman in New York」風のリズムの「Lovy Dovey Stuff」などでも手堅い仕事ぶり。それぞれの楽曲は充実しているものの前作に比べておとなしくまとまってしまった印象もあるのがやや残念なところ。次作が勝負かも。(中村)


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