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木村コウのDJミックスやエンマ・ハウスのシリーズ(どちらもナカナカよろし)など、最近またハウス・ミュージックが盛り上がってるようだが、イタロ・ハウスといい、ハッピー・ハンドバッグといい、ハウス・ミュージックの根強さには少なからず驚かされる。実際、ハード・ハウスを除いては、上モノに何を載せてもそれなりに形になるトコがハウスのイイところで、ハウスにラテンの上モノを乗っけた、一昨年の『ニューヨリカン・ソウル』など、みごとハマった好企画も多数あった。その『ニューヨリカン・ソウル』のレコード会社から出された(原盤会社は異なる)のが、この、ジェフテ・ギヨームというミュージシャンによるハウスのアルバムである。彼はニューヨークのハイチ移民であるゆえ、ここでの上モノはカリビアンないしアフリカン。言わばアフロ・ハウス。これが、ともなれば無機質で単調になりがちなハウスに鮮やかな彩りと深い陰影を与えて、ハウス・ミュージックとしては最上級のものになっている。どこかフェラ・クティや『アガルタ』の頃のマイルス・デイヴィスを思わせる部分もあり、『ニューヨリカン・ソウル』ほどの親しみやすさはないが興味深い試みだ。(鎌田)
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