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NYで結成された3人組のデビュー作。テナー1人、バリトン2人という構成にはいやがおうでもコーラスワークに期待が高まるというもので、3人のボーカルに重点が置かれた制作なのは言うまでもない。ストリングスをバックに歌い上げる 12はソロパートの連続の後にバックでコーラスが入る何の奇をてらった訳でもないコーラスアレンジ。しかし、何度聴いても熱いものがこみあげてきてこれが冷静でいられようか。他にも、オーソドックスなパラードタイプのバックにのって3人のコーラスが交錯する11や、朗々と歌うAngelのヴォーカルがPrinceを思わせる7の後半部での3声の絡みはいずれも迫力満点。一方、サウンドに目を転じれば、Family Standの二人、Jeffrey SmithとPeter Lordのプロデュースによるファンクサウンドも特筆ものだ。3(12の楽器導入バージョン)や前述の11でのボーカルを活かす的確なプロデュースも素晴しいが、シングルの1、Organized Noiseのモノマネの4やJodeciを意識した2のファンク路線には耳に残る強い衝撃を受けることだろう。3声コーラスに胸を熱くするもよし、ファンクサウンドに酔うのもまたよしという二重に楽しめる作品。(信沢)
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