GOOD CHARLOTTE

THE YOUNG AND THE HOPELESS (2002, Daylight / Epic)



 ランシドみたいなパンクなルックスにポップなサウンドで一躍人気となったグッド・シャーロットの2nd。エリック・ヴァレンタインがプロデュースということが話題になったけど、売れなかった1stとの差はそれほど大きくなく、バンドの自力で人気を得たのだろう。ポップとはいっても大ヒットした「Lifestyle..」のように皮肉の効いた歌詞も特徴で、「Girls And Boys」(ブラーの同名異曲を意識したフレーズも)なんか、かなり面白い視点で描かれている。ここが彼らをポップではなくパンクの領域に留まらせている部分か。実際ランシドのメンバーにはかなり可愛がられてるらしいし、ここまで売れてる割には意外なほど彼らについてのバッシングを聞かない。直線的なサウンドがサビでいきなりコーラスが分厚くなる構成も独特。なお今まではドラマーがいないというGLAYみたいなバンドだったが、このたびツアーに参加していた奴が正式メンバーになったよう。(松本)  
 
   ライブを観た後の今では、ああこれは売れて当然だなあと思うのですが、この辺のNew Punk勢はどれも同じに聞こえてしまう人が多いと思います。いや、多くないのかもしれないですが私がそうです。そこで、売れるPunkを二つに分類してみました。1.Green day系(G系)。2.Offspring系(O系)。ヴォーカルをエモーショナルに聴かせるのがG系、ギターフレーズ、インターミッションや変なカバーで人を食ったような遊びを取り入れるのがO系です。ますますわかりにくくなってきましたが、G系の代表バンドはBlink182、Simple Plan、Jimmy Eat World、O系がNew Found Glory、NOFX、Rancid等です。Good Charlotteは髪型こそRancid風ですが楽曲は明らかにG系であり、G系は売れ続けるためにはワンパターンで一見地味な曲からSingle Hit曲を作らなければなりません。(O系はシングルヒットする必要はない)ただし、代表曲がバラードだったりしては80年代後半のメタルバンドと同じ扱いになってしまいます。かといってHeavyな曲だけで構成すると飽きられます。ヒット曲2割、激しい曲2割、バラード2割、Pop路線4割くらいが良いペース配分でしょう。その点では彼らは充分合格点といえるでしょう。私が判定するまでもなくポストBLINKとして売れまくっています。これ以上売れてしまうと賛否両論が凄い事になりそうなので、中堅PUNKどころの位置を維持して、次の作品はリリースラッシュの中Billboardで初登場20位くらいに収まって、ロックフェスティバルの夕方の定番になってほしい、そんなバンドです。(mz)


copyright(c) by meantime 2002-2003 all rights reserved.
無断転載を禁じます。