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CONGRATULATIONS I'M SORRY
(1996, A&M) |
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「Hey
Jealousy」でブレイクした前作「New Miserable Experience」がヒットした後、中心メンバーでギタリストのDoug
Hopkins(「Jealousy」の作者)を発砲事故で失ったジンブロッサムズ。若干ポップ指向が強まったものの、軽快なギターリフとちょっぴり哀愁の漂うメロディラインが前面
に出た今度のアルバムは理屈抜きに楽しめる1枚。どの曲も思わず口ずさんでしまう親しみやすさがこのアルバムの信条である。一部にはオルタナティブ・ポップ・ロック・バンドなどと紹介されているようだが、目一杯ペダル・スティールをフィーチャーしてる「Memphis
Time」などを聴くと、基本的にこいつらはカントリーやスワンプなどといった南部のフレイバーをギターサウンドに融合したストレートなポップロックバンドだなあ、という感じが強い(そういやこいつらアリゾナ出身だった)。全般
的にいずれもカラリと乾いたパワーポップが多く、だいぶイメージが異なるが、RockpileやBrinsley
Schwartzあたりに通じるような部分もちらほら目につく。こういう音を聞くと、10代の頃ロックを単純に楽しんで聴いていた頃のわくわくした感じが戻ってきて、なごんでしまうのは年をとってしまった証拠か。大ヒットした「Follow
You Down」「Til I Hear It From You」「As Long As It Matters」がやはり耳に気持ちよいが、「Virginia」なども捨てがたい。(阿多)
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よくできた高校生ロック。印象はそんな感じ。や、別
に高校生並みのロックという訳ではなくて、頭の足りない(失礼)高校生でもすんなり好きになれそうなロックという意味で。もし僕が今高校生だったら、バンドのレパートリーに彼等の曲を何曲か取り上げるだろうな、なんてことを聴きながら考えたりして。歌っている内容とか細かくチェックしていないからそう感じるだけなのかもしれないけど、こ難しいことはやらず、ひたすらポップにまとめ上げる。ロック入門用って感じ。数年前Green
Dayが日本の高校生の間でも結構人気を呼んだらしいという話を聞いたことがあったけど、これはその若干上級編と言えるのでは。
これは決してけなしている訳ではない。こういう音楽が絶えず登場してくれるから、時代が変わっても僕らはロックを聴き続けることができる訳だし、アメリカでも現在これが大変な人気を呼んでいるということは日本からはオルタナティブ一辺倒のように見えるあちらの音楽市場でも実はこういった解りやすいロックへの渇望感がかなりあるということなんだろうし。いいじゃないですか。シングルカットされた曲をはじめとして曲の出来も比較的粒が揃っているし、自分にとっては96年最もよく聴いたロックアルバムの一枚なんですな、結果
的には。まぁ、それって逆に96年のロックシーンが如何に実り少ないものであったかということの現われでもあるんだけれど。(八亀)
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