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まさか(やはり?)のPhil Collins脱退後、新ヴォーカリストを迎えて制作されたオリジナルとしては6年振りのニューアルバム。サウンド的には前作「We Can't Dance」の路線をほぼ踏襲していると言ってよく(なぜかドラムもPhilっぽい音)、その点ではファンの期待を裏切ってはいない。とにかく焦点は、弱冠28歳でフロントマンの重責を担うこととなったRay Wilsonという男である。あの強烈に個性的なヴォーカルをもったPhilの跡を継ぐにはまだ少し荷が重そうだが、十分合格点を与えられる頑張りを見せて(聴かせて)くれている。時折Peter Gabriel的雰囲気を漂わせるあたり、BanksとRutherfordがお気に召したのも分かる気がする。アメリカでは最高位54位、ヒットシングルなしとすっかり過去の人たち扱いだが、本国イギリスで3位、ユーロチャート2位とヨーロッパでは衰えぬ人気振り。”また3人になった”Genesisはまだまだ生き長らえるつもりらしい。(寺本)
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