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現在21歳のギャングスタ・ブーは、10代前半からメンフィスの極悪軍団・スリー6 マフィアとつるんできた。つるんでる連中が連中だし、本人もエロキャラ全開。ライムの中だけでなく、インタビューで普通にしゃべる時でも下ネタバリバリ。で、ルックスは、アイドルとしても売っていけるぐらい可愛い。デブだけど。そんなブーの98年以来となるソロ2作目。
2000年にとうとうスリー6マフィアが商業的にブレイクしてしまったので、こりゃブーも行くかと思ったが、全然売れなかった。それはそれで結構ショックだったのだが、もっとショックなことが起きた。ブーが「信仰の道」を選んだんだそうな。スリー6マフィアと、神。水と油とか、天と地とか、月とスッポンなどと同義語として使ってもいいぐらいの、全く対局に位置する存在だ。彼女はもう3-6とは行動を共にしておらず、ゴスペルの世界での活動を探っているらしい。
そんな彼女が最後に咲かせた、悪の華。音はいつもの3-6で、ライムはいつものブー。何も目新しくない。でも別に誰もそんなことは望んでいない。これを手にする人は誰もがあの音と、あの声と、あのライムが聴きたいだけだから。今まで別にラッパーとしてのブーを評価していたわけではないが、これが彼女が暴れてる最後の姿だと思うと妙に感慨深くて、何だか寂しい気分になってしまう。
今は3-6にはラ・チャットというキツめの女がブーの後釜として加わっている。メンフィスの帝王として君臨した3-6の黄金時代は、終わった。(しんかい)
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