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「Wonderwall」のラウンジ版カバーなどという変テコな作品をヒットチャートに送り込み、音楽シーンに登場したMike Flowers初のアルバム。元ネタを知っている上でパロディを面白がるというだけのものではなく、Oasis版「Wonderwall」がどんな感じの曲だったかあまり印象に残っていないという非常識な僕でも十分に楽しめる90年代版イージーリスニングアルバムに仕上がっている。"元祖ブリット・ラウンジ(?)"Matt MonroやEngerlbert Humperdinckばりの朗々とした歌声(でもヘタ)で繰り広げられるこの作品は、非常にシャレの利いた楽しい曲(「Wonderwall」「Velvet Underground Medley」他)と、曾ての凡庸なMORのパロディのつもりが、ヒネりが足りなくてパロディの対象そのものに成り下がってしまっている曲(残りの曲の幾つか)が交互に登場するところが少々辛いところなのだが、冒頭のタイトル曲(ベストトラック!)を聴いたときの高揚感が持続しているうちにアルバムを聴き終えてしまえる(演奏タイム約35分)のでそこはあまり気にならない。(八亀)
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