FLEETWOOD MAC

THE DANCE (1997, Reprise/Warner Bros.)

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 ここまで売れると戸惑ってしまう。全盛期メンバーが再び集まってのライヴ盤。ベスト盤的選曲。スティービーも、リンジーもいる。変なところに凝ったりせずに、「いい曲」をそのまま素直に再現している。なにも文句はないのだが、しかし彼らの70年代の作品のように繰り返し繰り返し聴くに耐えるかというと、そこはだいぶ違う。正直言って1回聴けばもう充分、「噂」をもう一度引っぱり出してきて聴いてみようかな、という気にはなっても、このライヴをもう一度繰り返して聴こうという気にはならない。結局、再結成というお祭りに飛びついた人が多かっただけの話だ。マックは昔随分聴いたよ、なつかしいねえ、という人はこのアルバムもそれなりに楽しめるだろうし、「タンゴ・イン・ザ・ナイト」しか聴いたことがないというような若いファンは、まずは「噂」などのオリジナルアルバムのほうを聴いてみるべきだろう。全米No.1という勲章は彼等が永年かかって獲得してきた人気によるものであって、別にこのアルバムの質が飛び抜けて高いわけではない。(しんかい)


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