LARA FABIAN

LARA FABIAN (2000, Columbia)


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ベルギー出身の歌姫の英語圏デビューアルバム。これまでカナダ・フランスでのヒットの実績があり、その点でセリーヌ・ディオンと比較されることが多いが、ララの場合は殆どの曲のソングライトも自身が手掛け、ディーバに終わらない。しかしソニーのCEOであるトミー・モトーラをしてフランスでライヴを見た際「絶対に世界中でブレイクさせると誓う」と言わしめただけに優秀なブレーンを集結させての作品となった。ポール・バリー+マーク・ターナーによるファーストシングルの「I Will Love Again」は両者の代表作であるシェールの「Believe」にそっくりでララの本来の作風とは異なった印象があるものの、インパクトのある楽曲であることは確か。マドンナやジュエルの作品で上品なポップセンスを見せるパトリック・レナードが手掛ける「Givin’ Up On You」「Yeliel (My Anegel)」では繊細な歌い込みがメロディーラインとの美しい調和を見せ、マライアなどのディーバ系の仕事を得意とするウォルター・アファナシェフが手掛ける「You Are My Heart」ではスケールの大きな歌唱を見せる。ララ自身が一番の自信作と語る「Broken Vow」はオーケストラをバックに優美でエモーショナルな表現力が感じられる大作。しっかりと作り込まれた正統派の作品として評価したい。(中村)



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