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ルックスはストリート寄りで派手めだが,そこから想像できないようなバラードを聴かせる,というアンバランスさ。彼らの魅力を語る際はこうしたキャラクターの面白さに言及せずにはいられないが,ここはレビューということで冷静にアルバムについてのみ論じるとしよう。それにしても本作を聴くとつくづく年月の経過は少年を成長させると思う。もともと年齢不肖なグループだが,この落ち着きようは何なのだ。大プロデューサーの後ろ盾もあってかひとまず無難な仕上がりになっていてあまり迫ってくるものが感じられない。コーラスは磨きがかけられていて,よくプロデュースされたサウンドと調和しているのだが。DeVante Swingの影響をモロに感じさせる一面があるのはご愛嬌と受けとめておこう。稚拙と一言で斬って捨てるのではなく,若さ故のミーハー的志向が素直に出たと温かい目で見てやるのがいい。時代を動かすような創造性の芽はないが、彼らの個性とあいまった時にセールスを伸ばすに足る作り込みがしっかりした作品。(信沢)
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