N'DEA DAVENPORT

N'DEA DAVENPORT (1998, Delicious Vinyl/V2)

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 ブランド・ニュー・ヘヴィーズが『Never Stop』や『Dream On Dreamer』のヒットを飛ばしていた頃のボーカル、と言うとピンと来る人もいるかもしれない。何しろこの 2曲は当時日本の洋楽FMでもかなりのヘヴィーローテーションでかかりまくっていたから。マイケル・ジャクソンと『I Just Can't Stop Loving You』でデュエットしたサイーダ・ギャレットにそのボーカルの座を追われて満を持して出したのがこのソロ・デビュー・アルバム。何やら妖艶なジャケだなあ、と思いながら聴き進めると、これが何と洗練されながら腰の座ったR&Bありブルースありで、思わずのめり込む。冒頭の『Whatever You Want』など彼女自身がペンをとった曲もアーバン系でありながら芯のある曲が多いし、3曲で共作しているダラス・オースティンの存在も音の緊張感にプラスになっている。何と言ってもこの人の声質が素晴らしく、歌の力量とも相まって確固たる彼女の世界を作り出している。その一方で、ニール・ヤングの『Old Man』やダニエル・ラノワとの共作『Real Life』など、ロック・テイスト溢れるトラックでもそれなりの存在感を出しており、彼女の非凡さを感じさせる。かなりお薦めです。(阿多)


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