DAFT PUNK

DISCOVERY (2001, Virgin)


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 プロディジーの3rdなんかもそうだけど、日本のロック雑誌が急にこの手のアーティストを持ち上げるようになったときは、そう大したアルバムじゃないことが多い。フランスのダンス・アクト、ダフト・パンクの2ndもまさにそんな感じ。先行シングル「One More Time」が、そのわかりやすさと松本零士のアニメのビデオクリップで大ヒットしたものの、アルバムとしての質は1stの方が上。そもそも「One More Time」だってカシアスのアプローチを真似しただけで、2年前のトレンドを再生してるだけ。ただしインタビューでは割とロック・ファンが喜びそうな発言をしてるから、普段ダンスものなんて聴かない人にもアピールするのだろうか。もっともトラックも均一なビートが延々と続くわけでなく、歌(といってもハウス系のようなパワフルなヴォーカルではなく、ヴォコーダーでもごもご言ってるだけ)のパートでは静かになったりしてるから、聴いてる人にダンスものという意識はないのかもしれないけど。ところでアルバムにはクレジット・カードのようなものが封入されており、彼らのウェブサイトからアルバム未収録曲をダウンロードする暗証番号として使える。音楽配信の新しい試みとして、この部分は高く評価したい。(松本)
HOMEWORK (1997, Virgin)


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 フランスのケミカル・ブラザーズとかいって、一時期評判になった。シングル「Da Funk」はヨーロッパばかりかアメリカのダンス・シーンでも受け入れられた。でもなあ。これ、ケミカルというよりアート・オブ・ノイズじゃない?なんだか垢抜けない。低予算で作ったから仕方ないのかもしれないけど、どうも安っぽい。ださい。と、思っていた。ところがこのレビューを聴くにあたって聴き返してみて、発見。眠かったり疲れてたりして意識が朦朧としてるときに、そこそこ大きい音で聴くと、曲によって、トリップできる。ふわー。これは「聴く」音楽ではなく「感じる」音楽だ。全編に波の音が被さる「Fresh」は絶品。で、最大の問題はこの「曲によって」というところなのだ。ビートを強調したダンスフロア向けのかなり下世話な曲(概してダサい)も、トリップ向けのぽわーんとした曲も、ごっちゃに並べられている。これじゃどっちの役目も果たさない。セルフプロデュースなので、たぶんまだ作り慣れてないんだと思う。今のこの感性を失わないうちに、一流プロデューサー指揮下で作ってみて欲しいなあ。(しんかい)



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