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プロディジーの3rdなんかもそうだけど、日本のロック雑誌が急にこの手のアーティストを持ち上げるようになったときは、そう大したアルバムじゃないことが多い。フランスのダンス・アクト、ダフト・パンクの2ndもまさにそんな感じ。先行シングル「One More Time」が、そのわかりやすさと松本零士のアニメのビデオクリップで大ヒットしたものの、アルバムとしての質は1stの方が上。そもそも「One More Time」だってカシアスのアプローチを真似しただけで、2年前のトレンドを再生してるだけ。ただしインタビューでは割とロック・ファンが喜びそうな発言をしてるから、普段ダンスものなんて聴かない人にもアピールするのだろうか。もっともトラックも均一なビートが延々と続くわけでなく、歌(といってもハウス系のようなパワフルなヴォーカルではなく、ヴォコーダーでもごもご言ってるだけ)のパートでは静かになったりしてるから、聴いてる人にダンスものという意識はないのかもしれないけど。ところでアルバムにはクレジット・カードのようなものが封入されており、彼らのウェブサイトからアルバム未収録曲をダウンロードする暗証番号として使える。音楽配信の新しい試みとして、この部分は高く評価したい。(松本) |