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THE MORNING AFTER
(2002, J) |

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前作『One Wish』からの思わぬ大ヒット「Nobody's Supposed To Be Here」から4年あまり。この間前作のブレイクの立役者クライヴ・デイヴィスはアリスタを離れてJレーベルを旗揚げ。それに付いて行く格好でJに移籍したデボラの新作は、どうしてこうなっちゃったの?と思わず呟いてしまうほど、何だか散漫な出来になってしまっているのが残念。「Nobody's〜」を初め前作からのシングルのリミックスが軒並みダンス・チャートでトップを取ったのに味をしめたか、本作はメインディスクに「Mr. Lonely」(ボビー・ヴィントンの曲にあらず)のダンス・リミックス6種収録のボーナスEPがカップリングの2枚組というめっきりダンス仕様。本作中にもその辺のリスナーを意識したダンス・チューンが数曲収録されているのだが、哀しいことにこれがいずれも出来が良くないのだ。特に冒頭の「Up & Down」なんてジャム&ルイスを担ぎ出してデボラが共作している意欲作のはずなのに、最初の数十秒で飛ばしたくなるほど。前作のヒットに貢献したシェップ・クロフォードのペンによるミディアム「Play Your Part」や同じジャム&ルイスでもバラードの「Hurt So Much」なんかでの彼女のボーカル表現力を聴くとさすが、と思うのにこの構成ミスは痛い。エグゼクティヴ・プロデューサーは前回同様クライヴとデボラなのに、レーベル移籍第一弾ということで考え過ぎたのかなあ。彼女のアルバムを買うお客さんはやっぱり全体よく構成されたR&Bアルバムを聴きたいと思ってるんだから、そこんとこ考えなくちゃ。ダンスヒットは余録よ、余録。(阿多)
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ONE WISH
(1998, Arista) |

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ホイットニーの新作があんまりぱっとしないのは、アリスタの社長クライヴ・デイヴィスがこの娘のプロモーションに力を入れてるから、なんていうまことしやかな噂が流れるくらい、今回のアルバムの作りは「売るぞーー!」という気迫がビンビンに伝わってくる内容。メジャー・ブレイクした前作も全編有名プロデューサーを並べまくっていたが今回もアンソニー"シェップ"クロフォード、ロドニー・ジャーキンス、そしてパフィ軍団出身のスティーヴィーJ と、売れ線ながら腰の据わったプロデューサー陣を配し、ダイアン・ウォーレンの「Couldn't We」「One Day You Will」や、ネクストのR.L.とのデュエット「We Can't Be Friends」など話題性も抜群。肝心のデボラ嬢の歌唱もぐっと落ちつきが増して、ゴスペル調の「Nobody's Supposed To Be Here」もおやっと思うほど存在感がある。全体マスプロ・コマーシャル風なのはクライヴ・デイヴィスだからしょうがないとして、メインストリームR&Bアルバムとしてはかっちりした出来でラジオの受けのいいのも当然と言う感じだ。(阿多)
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