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流行りものを追いかけることをやめ、心から馴染める音を探す旅に出た際に出会ったのがAcid Jazzであったが、そこでの彼らの存在は、はっきり言ってイロモノであった。たしかにJAZZらしき色も散りばめていたが、テクノもあり、ビデオでの適度なおふざけもありと、音というよりはファッション的な魅力が強かった。 しかし前作「Out Of Here」からは人を楽しませることの喜びを素直に音の中に表現し、奇をてらわないキャッチーで良質なPOP路線へと変貌を遂げた。その真価はあの楽しいライブパフォーマンスでも証明されているが、今作では以前よりもヴォーカルを前面に出し、東洋的な音や刑事物のドラマ主題歌のような曲 などヴァラエティに富みながらも、一貫して「僕達が楽しいから君もシアワセ」 的な世界に仕上げている。4年以上待った新譜であったが、ラジオから流れた その音に、すぐに心と体を躍らせることが出来たのは、まさに彼らの素敵な罠にはまった証拠?(伊東)
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