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CCMという言葉に違和感がなくなり、クリスチャン・ミュージックはどんな分野にも存在するということもそろそろ理解されてきたこの頃。しかし同じ分野ならクリスチャンの方がより穏やかなサウンドだろうと思ってる人は多いと思う。例えばリンプよりはP.O.D.の方が聴きやすいように。キャデラックの往年の名車の名をとったこのシェヴェルは3人兄弟によるニュー・メタルのクリスチャン・バンド。モダン・ロック局で「The Red」「Send The Pain Below」を大ヒットさせたのでメロディアスな聴きやすいバンドという認識もあるかもしれない。しかしアルバムを聴き通すと予想は大きく裏切られる。兄弟バンドだから息が合うわけでもないのだろうけど、彼らの最大の売りは複雑なリズムのアンサンブル。あのトゥールを思わせるような音数の多い(かつ隙間の多い)リズムにキレの良いギターと情念型ヴォーカルが乗るサウンドは、平坦な構成の多いその辺のニュー・メタル勢よりも遥か上の次元を行く。デフトーンズの新作よりも前に、シェヴェルはここまでのアルバムを出して、しかも商業的に成功していたということをお忘れなく。(松本)
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