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SPECIAL ONE
(2002, Cheap Trick Unlimited / Big3) |

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1970年代半ば、シカゴの郊外からキャリアを開始した彼等、以後30年近くポップでキャッチーなアメリカン・ロックを演奏し続けている。この作品は、そんなチープ・トリックの実に6年振りとなる作品だ。とは言いながらも、サマー・ソニックやら単独公演やらの来日も多い上、毎年のように未発表テイク集やらライヴ盤が発表されるので、6年は短く感じられた面もある。で、今回そんな彼等も50代を迎え加齢していき、渋い作品若しくは鈍い作品でも出すかと思い心配していたが、流石ライヴを重ねるなど、コンスタントな音楽活動を続けている上、近年は多くの若手バンド達から尊敬されている等の好条件に恵まれて、「老いてますます盛ん」等と言ったら彼等に怒られるかも知れないが、ロビン・ザンダーのセクシーな歌、リック・ニールセンの爆音ギター、トム・ピーターソンは12弦ベースを駆使したり作曲にも大幅に関与、体調不良の伝えられたバーニー・カルロスも若々しいドラミング...ズバリ!素晴らしいと思う!若々しく非常に彼等らしい作品となった。90年代以降の彼等にパワーを感じなくなった人も多いと思うが、まだまだパワー・ポップの筆頭として君臨するぞ!という意気込みのようなものがバッチシ伝わる非常に気持ちの良い作品。日本盤にはボーナス・トラックでタイトル・トラック「Special One」の日本語ヴァージョン(ロビンの日本語下手過ぎ!マジ笑える!)も収録。週末は、お近くのCD販売店へ急げ!大絶賛、宜しくどうぞ。(奥村)
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SILVER
(2001, Cheap Trick) |

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2001年春には2年半振りの来日(全国7個所の中で俺は妻と4/7横浜ベイ・ホール見てきた。最高!!)を果たすなど、健在なのは分かるのだが新譜のでない彼等の、デビュー25周年を記念しての新ライブ盤が発表された。今回は地元ロックフォードで開催された「Silver Anniversary Homecoming Concert」を102チャンネルテープを使用して収録した作品となった(正直言ってファンじゃなくては、音質が悪く聴きがたい)。さしずめ話題としては、スマパンのビリー・コーガンや元ガンズのスラッシュの参加だろうが、それらのファンが購入して聴くほど彼等の活躍は無い。むしろこの作品中で注目したいのは一発録音の臨場感と、「Take Me To The Top」や、「Tonight It's You」といったトム・ピーターソン脱退から復活の間の留守を守ったべーシスト、ジョン・ブラント時代の作品をトムの戻った現在のラインナップで見事にプレイしていることであろう。俺が彼等のファンになったのはジョンの時代だったから、尚感慨深い。因みに最近の彼等のニュースとしては2001年秋のエアロスミスのツアーの前座に抜擢されたこと、永年苦しんだバーニー・カルロス(Ds)のヘルニア手術成功といったトピックがある。そして最後に訃報であるが、そのルックスから「サンタクロース」の愛称で親しまれたバンドクルーのJohn Candas氏が肝臓癌の為亡くなった。永年チープ・トリックを影で支えてきた人だ。心からご冥福をお祈りしたい。(奥村)
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