CAPPADONNA

THE PILLAGE (1998, Razor Sharp)

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 お馴染み,Wuファミリーからのソロアルバム。Wu-tangにおけるグループとソロの関係といえば,36 Chambers後にMethod ManやOl' Dirty Bastardら個性豊かなメンバーが次々と特徴のあるソロアルバムをドロップしてシーンを盛り上げたことが思い出される。となれば,今回のCappadonnaはForeverリリース後暫くご無沙汰のWuファミリーのソロアルバムラッシュの再開の第一段となることをを期待したくなるところだろう。ソロアルバムラッシュの主役達がアクが強くそのいずれもがRZAのトラックに呑まれることなく見事に対峙していたのと比較するとCappadonnaには華がなく,これといった印象を残さない。一方のRZAもプロデュースの多くを弟子に任せてスタンスは引き気味である。こう書くと退屈な作品のように聞こえるが,全体としてR&Bフレイヴァがかなり取り込まれたオールドスクールライクな作風は,ある意味実験的だったFOREVERに馴染めなかった人にも受け入れられるもので,コアな層よりも一般のリスナーを中心とした広い支持を得たとしても不思議ではない。(信沢)


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