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COMFORT EAGLE
(2001, Columbia) |

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こういう音って、この人たちじゃなきゃ絶対出せないんだろうなぁ、ってつくづく思う。それは別に「ブルースやカントリー、ヒップホップを取り混ぜたミクスチャーな音」のことを言ってるわけじゃない。「このCDを聴いてる40分間、いまここに、自分が生きている『今』を忘れて、物語の世界にトリップさせてもらえる音」だ。これはもうピーター・パンだ。ドクを助けるために1866年の西部劇の世界にタイムトラベルしてしまったマーティな気分だ。ジョンのボーカルはロックバンドのそれというよりは、まるでストーリーテラーのナレーション。そのボーカルに乗せて、バックのBGMと共に自由に物語をつくることができる。歌詞を知ればまた別の面白さがあると思っているし、ケイクの詞は面白いと耳に吹きこまれてもいるのだが、今はそれ抜きでも充分くらいに楽しめているから。レビュウなんて主観を交えすぎたら読み手が引くとわかっていても。あまりにも自分の中だけでしまって置きたくて。最近では他の人には聴いて欲しくない、とまで思ってしまうようになった。(はまべ)
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PROLONGING THE MAGIC
(1998, Capricorn) |

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前作でブレイクを果たした5人組の三作目。これはクセになる。スルメ烏賊的にジワジワと味の出てくるアルバムである。リラックスしたムードの中,エレクトリックポップからカントリーまでさまざまなジャンルを消化したケーキ流装飾の数々が楽しい。この一寸ひねられたポップワールド,愛嬌はあるがリスナーを突き放してお高くとまっているようなところはない。これは本人達が楽しんで音楽を生み出した結果だろう。一筋縄ではいかない各ナンバーを通して感じられるポップミュージックに対する彼らの温かい視線には非常に好感が持てる。とにかく,これは心が豊かになっていくというか,自然とポジティヴな気分にさせてくれる不思議な魅力が漂うアルバムだ。リーダー格のJohn McCreaの温かみがあるニュアンスに富んだボーカルは聴き物。彼の口から出る思わせぶりなリリックが非常に気になるところではあるが,詞がわからないスリナーでも本作を気に入ってもらえることは間違いない。
(信沢)
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