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御年70歳になるという、半世紀もの間ギターをむせび泣かせてきた筋金入りのブ
ルースマンの新作だが、昨年John Spencerと共演した時のものが2曲あり、94年
の録音が収録されていたり、と編集盤的な内容。しかし、どの曲からも死ぬまで
ブルースを演奏し続けるぞ、という欲求不満男のバイタリティが伝わってくる、
「生きた」アルバムだ。なにしろアップでもスローでもグイグイかき鳴らさられ
るギターからはR.L.のブルースにかける意気込みがビシビシ伝わってきてめまい
を起こしそうなくらい。J.Spencerとの共演ではやや整然とした演奏で、若いバ
ックに手本を示そうとしている。しかし、自己のバンドで演奏したナンバーで
の、リラックスしつつも若い者の助けはいらない、と言わんばかりに、パワフル
にシャウトして自分の持っているブルーススピリットを吐き出すR.L.の姿は素晴
しい。ロック・ファンにもブラックミュージック・ファンにも聴いてもらいたい
逸品だ。(信沢)
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