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FAR SIDE OF THE WORLD
(2002, Mailboat) |
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今回はアフリカ タンザニアからルフィジ〜ナイル川を下ってルクソールまでの移動中にインスパイアされた曲を中心にした内容。ジャケットには娘のサバンナが撮影した写真が満載され、いかにもアフリカ!って感じですが、サウンドの方はいつもの彼なりの音楽に消化されています。どんなに時代や作品を重ねていっても、海、島、クルージング、冒険...それらが普遍的なテーマであることは70年代からずっと変わらず。毎回発表されるアルバムは、その場の雰囲気を盛り上げてくれるだけの薄っぺらなリゾートBGM的音楽というよりも、旅先の彼から届くその時々の紀行みたいなもの。窓の外に広がる景色の向こうには冒険が待っていると言われても、日々の生活に縛られてしまっている身としては、そこへ飛び込むことなんてできない。そんな現実の中で、自分の代わりに彼が空想の中や冒険小説の主人公となって世界を旅してくれている。そんな彼の自由人的イメージが一つの憧憬となり、そこに根強く支持され続けている理由があるのでしょう。(菅沼)
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DON'T STOP THE CARNIVAL
(1998, Margaritaville) |
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カントリーでもロックでもないような独特のスタンス、でもアルバムを発表すれば確実にヒットチャートに登場するという不思議なアーティスト、ジミー・バフェットが、かつての大ヒット曲のタイトルを冠したレーベルからリリースした新作はその濃〜いジャケット(僕はこれに惹かれてアルバムを買ってしまった)からも察しがつくように、カリブ海に浮かぶ架空の島「アメリゴ」を舞台としたミュージカル「The Legend of Norman Paperman」のサントラ。女性ボーカルも交えて展開されるグッドタイミーなカリプソ群は、芸風はやや異なるがヴァン・ダイク・パークスの一連の作品(特に「ヤンキー・リーパー」)を思い起こさせるような雰囲気を持っている。これは夏のまっ昼間、窓を開けっ放しにしてビールなんか飲むときのBGMにピッタリな感じ。音楽的な流行がどうだとか、躍起になって追いかけるのと同様に、彼のようにマイペースで作品を発表し続け、それが確実にセールスにつながるようなアーティストがいることも忘れてはいけない。アメリカ音楽界は奥が深いっス、本当に。(八亀)
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