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近年もツアー(最近のステージでは,登場時間が短いようだが。)をこなすJBから久々に新作が届けられた。冒頭にはステージ登場時にお馴染みのあのMC。これだけでも耳をそそるが,「我慢できない」と歌うJBの現役としてまだまだ意欲充分な姿勢に感激。実際のところ,演奏が少々流し気味なところはJBの管理監督能力が鈍っているのかな,という気がしないでもない。また,シャウトには陰りが見られる。しかし,60を越えるという年齢を考えれば現役で通用する輝きがまだあること自体評価に値するだろう。本作では強引に腰を動かすような往年のファンクサウンドこそ影を潜めているが,まぎれもなくJBのオリジナルな世界が展開されていているのである。JBのトラックはネタとして引っ張りダコのだが,ここではそれを自らの新作のネタにしている。他のネタと評価の定まった自分の過去を同じ土俵で扱う。これは過去の名声にとらわれずに自分を客観視して新しい挑戦をしていることを示している。この年齢にしてこの姿勢は驚嘆すべきことではなかろうか。(信沢)
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