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かつてはジュラシック5みたいな職人ヒップ・ホップだったはずのブラック・アイド・ピーズ。ちょっと可愛い女性ヴォーカルを入れただけで全く違うグループになってしまった。そんな新生BEPの牽引役は何といっても「Where Is The Love?」。愛と真実を追究する伝道師ソングは世界的に見れば今年最大級のヒットとなった。が、次に続くヒットが全く出てこないのが不思議。アルバムを聴いてもシングルが浮いてるわけではない。3人のマイクリレーにキュートなファージーのコーラスがからみ、弾けるような明るいバックトラック。もっとシングル・ヒットが出てもおかしくない。第一これだけのエアプレイ・ヒットなのにアルバム自体が売れてないのは何故なんだろう。パパ・ローチが参加した曲はミクスチャー的な迫力があるし、ロック・リスナーにもアピールしそうだ。実はこのクロスオーバー感覚が、かえってBEPの足を引っ張っている気がする。誰にでもアピールしそうな曲は、実は誰にでも中途半端。それがシングル単位だとちょっとした弾みで大ヒットにつながるけど、アルバムだと辛い。「Where Is The Love?」は単に売れただけでなく高い評価も得たけれど(ブレイクアウトぶっちぎり首位)、デビュー当時のコンセプトを捨てたツケは大きかったんじゃないかな。(松本)
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