BASEMENT JAXX

ROOTY (2001, Astralwerks)
ここでこのアルバムが買えます  ティンバランドに代表されるように、R&Bからのエレクトロニカ的アプローチが台頭する中、逆の動きも当然あるわけで、その代表がベースメント・ジャックス。ファンクを意識したサウンドで、前作は圧倒的な人気と評価を獲得した。で、続く本作。最初聴いたとき、前作ほどのインパクトは感じられなかった。音づくりが複雑になって、前作ほど脳天直撃って感じがなくなったのがその原因か。その分繰り返し聴いていくうちの奥深さは、今回の方が上。いろんな音を断片的につなぎながら、ファンクからフレンチ・ポップス(歌謡曲か?)まで、ありとあらゆる音楽を構築していく。こいつらパーティ好きのアホみたいにみえて、実はケミカルやダフパン以上にオタクなんだろう。しかもこれだけ緻密な音楽をやっていながら、パーティ・チューンとしての機能も果たす。これってかなり凄い。英米の音楽雑誌のほとんどが「2001年の名盤」としてこのアルバムを挙げたが、エレクトロニカがこれだけ幅広く支持されるのも最近では異例のこと。ただ個人的には前作の「Red Alert」のように、強烈なトラックがほしかったけど。(松本)


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