BAHA MEN

WHO LET THE DOGS OUT (2000, S-Curve/Artemis)


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 思いもよらなかったバハメンのUS大ブレイク。ここ日本ではファーストアルバムの「Kalik」がレニクラつながりで注目されて知名度はあったが、その後べたべたのウザいカバーばかりを前面に出したアルバムを毎年のように連発。ついにリードヴォーカルだったニーアマイアが「プロデューサーに操られるのに嫌気がさした」と脱退してソロへ。ここで実はバハメンリストラ大作戦が行われ、ニーアマイアの甥である19歳のオメリットやギター担当パトリックの20歳の息子リック、そして「Who Let〜」で早口ラップをかましまくる22歳のマーヴィンが加入し、バハマの伝統音楽であるジャンカヌーを演奏し続け20数年だったベテランバンドが一気に若返り。以前からの持ち味だったひたすら脳天気なバハマの休日モードいっぱいの作風に加えてパンチのある仕上がりとなった。その成功には豪華プロデューサー陣の貢献ぶりも大。「You All Dat」などで参加しているマイケル・マンジーニはスパイスを効かせたポップがお得意(シングルバージョンでは彼の秘蔵っ子イマーニ・コッポラがヴォーカル参加)。リキマの作品で知られるデスモンド・チャイルドも陽気で勢いの感じられる楽曲を提供。「Where Did〜」ではバックス調の小品バラードにも挑戦。例によって「Sugar Baby Love」「Beautiful Sunday」などクサいカバーはあるものの、バラエティーに富んだ楽しく聞ける作品になっている。(中村)



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