BURT BACHARACH

ONE AMAZING NIGHT (1998, N2K / Encoded Music)



 映画「オースティン・パワーズ」、ライノの3枚組ボックス、エルヴィス・コステロとのコラボレーションと、98年は思いがけずバカラック・イヤーとなった感があるが、その掉尾を飾るべく発表されたのが、この、昨年4月に全米でテレビ放映されたトリビュート・コンサートのライヴ盤である。メンツはコステロと専属歌手ディオンヌ・ワーウィックの他は、ベアネイキッド・レイディース、オール・セインツ、シェリル・クロウ、ベン・フォールズ・ファイヴなどなど。これらのアーティストがバカラックの曲を代わる代わる歌う趣向となっている。どれも原曲にほぼ忠実に歌っているが、ルーサー・ヴァンドロスだけはかなり自分に引き付けた解釈を行って良好。マイク・“オースティン・パワーズ”・マイヤーズもきっちりボケてくれてます。コステロはシリアスな歌いっぷりがひとり異質でやたら目立つ。ディオンヌはもう何百回と歌ってます的慣れた態度。最後は御大自ら「アルフィー」の弾き語りで閉める。と、一見バラバラの印象を持ちそうだが、バックにオーケストラが入っているので統一感(とラウンジっぽさ)はある。ビデオもあるので、カネに余裕のある方はそちらをお薦め。(鎌田)


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