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98年はティーンエイジのR&Bガールズ大豊作の年。女優からシンガーデビュー、現在は芸能活動と並行してハーバード大学へ通うUS版広末タチアナ・アリもその中に名を連ねている。MJJからのデビューとなるこのアルバムはB II Mのショーン・ストックマンやブラモニで大当たりのロドニー・ジャーキンズなどが参加、タチアナのナチュラルな個性が光る好盤に仕上がった。アルバム途中で彼女自身によるアルバムコンセプトの紹介が入り、前半は春、後半は秋のイメージで作られていることが説明される。タチアナの声は気負いなく素直な歌いこみでどの曲も耳に心地よい。それだけに強いインパクトも
ないのだが、キャッチーなネタづかいのシングルをきってくるのは正解。とはいえ後半のしっとりした歌も出来がよく、情感が伝わってくる。チコ・デバージとのデュエットも切ないかんじがよくでている。エグゼクティブ・プロデューサーのウィル・スミスは、自信のテレビシリーズ内でタチアナが歌手デビューするというエピソードもあるそうで彼女の魅力を十分に活かす方法をよく心得ている。(中村)
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