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99年のアバ25周年の辺りから世界各地で盛り上がるアバ再ブーム。聞くところによるとついに日本でもアバブームが本格化、小中学生を中心にアバのCDが売れてまくっているとか。ここに登場するA☆ティーンズも普段はバックスやジェニロペを聞きながらもアバのメロディーが大好きだというスウェーデン出身15〜16歳の男女4人組。そもそもアバのカバーユニットを作るために「歌と踊りがうまくてアバが好きなこと」を条件に集められ、ヨーロッパ・デビュー時は「アバ・ティーンズ」と名乗っていたのだから筋金入り。本国ではデビュー曲の「Mama
Mia」がいきなり首位を獲得、続いてのシングル「Super Trouper」も2位を記録し、連日ワンマン・ライヴで1万人クラスの会場を子供達で埋めていた。こうして全編アバのカバーとなる本作は今のスウェーデン・キッズに合わせた音づくりとなっている。選ばれた曲はアバの代表曲ばかりだが唯一「Our
Last Summer」が「Abba Gold」にも収録されていない曲。輪唱部の美しさを活かした素直な楽曲である。プロデューサーにはエイス・オブ・ベイスやアクアなどを手掛けたスタッフを迎え、微妙にハウスっぽさが加わっているが原曲から大きくアレンジを変えることはしていない。A☆ティーンズはかなり子どもっぽさの残る高めのキーの声をしているが、アバもほぼ同じキーで歌っているので違和感はなし。A☆ティーンズはこのヒットの後ブリトニーらとのUSツアーを経てつい先日アバのカバーは1曲も入っていないセカンド・アルバムを発表。A☆ティーンズ自身も「アバの曲は完璧だからもうやるべきことはない」的発言をしていたので、このアルバムではアバ好きが集まってしまったばかりに誰もが崩し過ぎることをしなかったのだろう。(中村)
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